夏季の農作業中の熱中症対策について
福井市HPより
例年、農作業中の熱中症による死亡事故が発生しており、熱中症による死亡者の8割は70代以上の方であるため、高齢者の方は特に注意が必要です。
安全に農作業に従事していただけるよう、熱中症に関する情報を掲載します。
参考
農林水産省チラシ
暑さ指標について
暑さ指標(WBGT)は、暑さの厳しさを表す指標です。
気温よりも「暑さ指標」を見るようにしましょう。
福井県の暑さ指標はこちら→www.wbgt.env.go.jp/graph_ref_td.php(新しいウインドウが開きます)
夏の農作業で心がけること
1 日中の気温の高い時間帯を外して手作業を行いましょう。
2 作業前・作業中の水分補給、こまめな休憩を取りましょう。
・20分おきの休憩、毎回コップ1~2杯以上を目明日に水分補給をしましょう。
・足がつったり、筋肉がピクピクする症状が見られたら、0.1~0.2%程度の食塩水、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう。
・休憩時は、日陰の涼しい場所で、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
3 熱中症予防グッズを活用しましょう。
・帽子、吸汗速乾性素材の衣服、扇風機、スポットクーラーを活用しましょう。
4 単独作業を避けましょう。
・定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
5 高温多湿の環境を避けましょう。
・暑さ指標計、温度計、湿度計で作業環境を確認しましょう。
・できるだけ日陰で作業を行いましょう。
・特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指標が高くなるため、風通しを良くしたり、断熱材を活用しましょう。
熱中症が疑われる場合の処置
1 熱い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう。
・手足のしびれ、めまい、吐き気、頭痛、汗をかかない、体が熱い、体がだるい、まっすぐに歩けない、意識の障害があった場合はすぐに作業を中断しましょう。
2 応急処置を行いましょう
・涼しい環境へ避難する
・服を緩めて風通しを良くする
・水をかけたり扇いだりして体を冷やす
・水分・塩分を補給する
3 病院で手当てを受けましょう
・意識が戻らない、自力で水が飲めない、応急処置を行っても症状が良くならない場合、すぐに病院で手当てを受けましょう。
関連ファイル
お問い合わせ先
電話番号 0776-20-5420
ファクス番号 0776-20-5740
〒910-8511 福井市大手3丁目10-1市役所 本館5階
業務時間 平日8:30~17:15