高温・少雨に伴う農作業安全および農作物等の管理対策をお願いします

福井県HPより

福井地方気象台から長期間の高温と少雨に関する福井県気象情報が発表され、今後2週間程度、気温がかなり高く、降水量の少ない状態が続く見込みです。このため、高温・少雨に伴う農作業安全および農作物等の管理対策についてお知らせします。

高温・少雨に伴う農作業安全および農作物等の管理対策について 

平成30年7月19日

福井県農業総合指導推進会議

・熱中症対策として、高温下での長時間作業を避け、こまめな水分補給と休憩をとる。

・ハナエチゼンなど出穂している稲は特に水分を必要としているので、間断通水に努める。

・大豆では、1週間以上降雨がなく、圃場の溝が白く乾いたら畝間かん水を行う。

・園芸施設では、換気、遮光資材により施設内気温を下げる。

・果樹では、1週間から10日雨が降らない場合にかん水する。

 

○熱中症対策

日中の気温の高い時間帯を外して作業を行う。

・作業前、作業中の水分補給、こまめな休憩をとる。

・屋外では帽子を着用し、汗を発散しやすい服装で作業する。

・作業はできる限り2人以上で行い、声かけや異常がないか確認し合う。

 

○ 農作物技術対策

1 水 稲

ハナエチゼンなど出穂している稲は特に水分を必要としているので、間断通水に努める。

圃場の表面が白く乾かないようにする。また、水の張りっぱなしで根腐れを起こさないようにする。

・地域や集落で用水系統や団地毎に入水時間を申し合わせるなど、地域全体で計画的に用水供給を行う

2 大 豆

・葉が裏返って白い葉裏が見えるようになる前に畝間かん水を始める。目安は、1週間以上降雨がなく、圃場の溝が白く乾いた時である。

・畝間かん水は、短時間に水を圃場に流し込み、全体に行きわたったら、湿害にならないように速やかに排水する。

3 そ ば

土壌に水分がある状態で播種する。特に乾燥が激しい場合は早播きをしない。

4 園芸共通

・土壌水分の蒸発と地温上昇の防止のため、稲ワラ等でマルチを厚めに行う。

・かん水は、夜間か早朝に開始し、できるだけ短時間のうちに終える。

換気を十分に行い、連棟ハウスでは谷部のビニールを広く開放する。 (施設)

遮光資材で被覆し、施設内気温を下げる。(施設)

5 野菜

・定植が始まるキャベツなどのセル成型苗等根鉢の小さな苗は、やや深く植え付けて乾燥を防ぐ。

・播種が始まるニンジンなどは、発芽苗立ちを確認するまでは、土壌の水分を切らさない。

・ミディトマトは、軟化玉防止のため、35℃以上の高温に10時間以上遭遇させない。

・ネギは、軟腐病の発生を助長するため畝間かん水は行わない。

・サトイモの畝間かん水は、根腐れ防止のため長時間水をためない。

6 果樹

・果樹では1週間から10日雨が降らない場合に、1回当り15~20mm程度をかん水する

・収穫7~10日前からのかん水は糖度低下につながるので、計画的に行う。

7 畜 産

大型ファンなどにより送風し、体力の回復を図る。牛の体温は夜間に上昇するので、夜間も送風する。

・西日が差し込まないように寒冷紗等を設置する。

乳用牛では油脂などの栄養価の高い飼料や濃厚飼料を給餌するなど、ビタミン・ミネラルを補給する

・胸腹部を中心に毛刈りを行う。特に高能力牛には有効。

肉用牛ではビタミンAを消耗しやすいので、食欲不振などが見られたら早めに補給する。

・分娩や哺乳中の母豚には首筋に水を滴下するドロップクーリングが効果的である。

 

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