2015年農林業センサス農林業経営体調査
福井県HPより
2015年農林業センサス農林業経営体調査結果(速報)を公表します 。
平成27年2月1日現在で、全国一斉に“農林業の国勢調査”といわれる「2015年農林業センサス」を実施しました。
この調査は、我が国の農林業の実態を明らかにする最も基本的な調査です。
2015年農林業センサス農林業経営体調査の概要
調査の目的
全国の農林業の生産構造や就業構造の実態を調査し、攻めの農林水産業の実現に向けた各種農林業施策に必要な資料の整備を目的として実施。
調査の時期
平成27年2月1日現在の状況について、平成26年12月~平成27年2月に調査を実施。
2015年農林業センサスの主な変更点
調査客体の利便性の向上および調査の効率化を図るため、オンラインによる報告を一部の地域において導入します。 また、今後の農政の展開等による生産構造の大幅な変化を見据え、野菜類、果樹類の品目別の作付面積、 農業生産関連事業の売上金額規模と事業ごとの割合、常雇いの年齢別人数等を新たに把握します。
詳しくは福井県HPにて。
農林業経営体調査結果の概要(速報値)
※増減は5年前の平成22年調査結果との比較
農林業経営体数の推移の図は福井県HPにて。
1 農林業経営体 ~ 経営体数が減少~
・農林業経営体は16,363経営体で22.2%減少
・農業経営体は16,016経営体で20.3%減少
・林業経営体は1,246経営体で52.1%減少
2 農業経営体 ~ 経営体の法人化の進展および経営規模の拡大 ~
・法人化している経営体は383経営体で38.3%増加
・5.0ha以上の経営耕地面積をもつ農業経営体は1,030経営体で17.4%増加
・5.0ha以上の経営耕地面積をもつ農業経営体の割合は6.4%で、2.0ポイント上昇
・農業経営体の1経営体当たりの経営耕地面積は2.22haで、25.4%増加
・農産物販売金額1,000万円以上の経営体は543経営体で2.3%増加
3 農家 ~ 総農家数が減少し、65歳以上の農業就業者割合が増加 ~
・総農家数は22,879戸で16.9%減少
・農業就業人口は18,512人で21.4%減少
・うち65歳以上の割合は76.5%で1.4ポイント上昇
・農業就業人口の平均年齢は70.2歳で0.8歳上昇
4 販売農家 ~ 副業的農家の割合の増加と専業農家の増加 ~
・販売農家数は15,247戸で20.7%減少
・販売農家に占める副業的農家の割合は74.7%となり、5.7ポイント上昇
・販売農家に占める専業農家の割合は16.2%となり、6.0ポイント上昇
5 耕作放棄地 ~ 耕作放棄地面積の拡大 ~
・耕作放棄地面積は236ha増加し、1,974ha(耕地面積の5.3%)となった
報告書
関連リンク
お問い合わせ先
福井県政策統計・情報課産業統計グループ
電話番号:0776-20-0272
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農林水産省HPより
農林水産省は、「2015年農林業センサス結果の概要(概数値)(平成27年2月1日現在)」を取りまとめました。
このことについての森山農林水産大臣のコメントを公表します。
農林水産大臣コメント
今回取りまとめた2015年農林業センサスの調査結果において
(1)農業経営体の減少や高齢化が進む中で、法人経営の増加や経営規模の拡大が進展していること
(2)販売農家においては、その約半数で経営方針の決定に女性が関わっていること
(3)農業集落では、地域資源の保全活動の取組が増加しており、地域の活性化のための取組割合も高いこと
などが明らかとなったところです。
このような農業構造の実態を十分踏まえ、農林水産施策を展開していくことにより、強くて豊かな農林水産業、美しく活力のある農山漁村を創り上げてまいります。
お問い合わせ先
大臣官房統計部経営・構造統計課センサス統計室
担当者:加納、鹿野(農林業経営体調査関係)
代表:03-3502-8111(内線3665)
ダイヤルイン:03-3502-5648
FAX:03-5511-7282
大臣官房統計部経営・構造統計課センサス統計室
担当者:須田、小原(農山村地域調査関係)
代表:03-3502-8111(内線3667)
ダイヤルイン:03-6744-2256
FAX:03-5511-7282