福井県のHPより

野外で作業などを行う場合は、ダニ類に咬まれないように注意しましょう

福井県内で採取されたマダニ類からSFTSウイルスが確認されています。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の国内での発生について

SFTSとは?

2011年に初めて特定された、新しいウイルス(SFTSウイルス)に感染することによって引き起こされる病気です。
主な症状は発熱と消化器症状(食欲低下、嘔吐、下痢、腹痛など)で、重症化し、死亡することもあります。
有効な抗ウイルス薬やワクチンはなく、発症すると主に症状を和らげる対症療法を行います。

SFTSウイルスの感染経路は?

ウイルスをもったマダニ類(フタトゲチマダニなど)に咬まれることによって感染します。
マダニの活動期である春から秋にかけて主に患者が発生しています。
SFTSウイルスは、以前から日本国内に存在していたと考えられます。

家の中にいるダニに咬まれて感染するのでしょうか?

家の中にいるダニには、食品等に発生するコナダニや衣類や寝具に発生するダニ イラストヒョウヒダニなどがありますが、これらはマダニ類ではありません。また、植物の害虫であるハダニ類もマダニ類とは異なります。
マダニ類は固い外皮に覆われた比較的大型(吸血前で3~8mm、吸血後は10~20mm程度)のダニで、主に森林や草むらなどの屋外に生息しており、市街地周辺でも見られ、日本全国に分布しています。

福井県でもSFTSウイルスをもったマダニ類はいるのでしょうか?

厚生労働省の研究班の調査の結果、福井県内で採取されたマダニ類からSFTSウイルスが確認されています。また、患者が既に発生している地域以外においても、マダニや野生動物等からSFTSウイルス等が確認されているため注意が必要です。

福井県でSFTSの患者は確認されているのでしょうか?

現在まで、福井県内でSFTSの患者は報告されていません。
ただし、マダニ類はSFTSだけでなく、日本紅斑熱やライム病などの感染症も媒介します。また、ダニの一種であるツツガムシは、つつが虫病の発症原因となります。
SFTSだけではなく、これらの感染症についても予防することが重要です。

SFTSやつつが虫病等を予防するにはどのようにしたらいいでしょうか?

マダニ類やツツガムシに咬まれないようにすることが重要です。
マダニ類の活動が盛んな春から秋(つつが虫病は春から初夏と秋から初冬)にかけては特に注意し、草むらや藪などに入る場合には、長袖、長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出の少ない格好をしましょう!
服は明るい色のもの(マダニ等を目視で確認しやすい)や化学繊維素材のもの(マダニ等がつきにくい)がお薦めです。
また、屋外での活動後は入浴し、マダニ等に咬まれていないか確認してください。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。

もしマダニ類に咬まれたらどうすればいいですか?

マダニ類に咬まれたら、無理に引き抜こうとするのではなく、できるだけ医療機ダニ イラスト関(皮膚科)で処置してもらってください。
また、マダニ類に咬まれた後は、数週間程度(6日~2週間程度)は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が出た場合は早めに医療機関に受診してください。

詳しくは 福井県のHPより