農作業安全について

福井県HPより

春の農作業安全確認運動

春の農作業が行われる時期となりました。農作業は機械を使い危険を伴う作業であることを認識し、今一度ご自身や組織等の農作業の安全について点検のうえ、事故防止に努めましょう。
特に、トラクター作業に関して下記対策を取り、死亡事故防止に努めましょう。
春の農作業安全チェックシートチラシ(PDF形式、140KB)

  • 作業環境を点検・改善しましょう
    移動経路やほ場の危険箇所を点検してマップを作成し、仲間と情報共有しましょう。
    危険箇所はポール等で目印をつけましょう。
    できるところから作業環境の改善を行いましょう。
  • トラクターの作業機の脱着手順を確認しましょう
    作業機の取扱説明書をすぐ読める場所に保管し、脱着手順を確認しましょう。
    十分なスペースがあり、水平で傾斜がなく、地盤がしっかりした場所で行いましょう。
  • 安全キャブ・フレームのあるトラクターを使用しましょう
    農作業安全ステッカー
    転倒したもののキャブ(キャビン)があったために助かった例もあります。
    シートベルト・ヘルメットの着用とセットで実施しましょう。
    ※これらがない車両、装着できない車両の使用時は、特に速度を控える、路肩を避けるなどより一層安全運転を行いましょう。
  • 安全フレームは必ず立てて使いましょう
    立てていないと肝心な時に身を守ってくれません!
  • シートベルトを着用しましょう
    運転席から投げ出され農機の下敷きになるのを防ぎましょう。
  • ヘルメットを着用しましょう
    他産業では着用は当たり前です。頭部強打による致命傷を防ぎましょう。
  • 低速車マーク▲を貼り付けましょう
    後続車に低速であることを知らせ、追突事故を防ぎましょう。
  • 道路走行前に必ず左右のブレーキペダルを連結しましょう
    急旋回による横転や道路からの転落事故を防ぎましょう。
    ほ場からの脱出前(昇降路に上がる前)に連結しましょう。
    (昇降路走行時に急旋回し横転、転落による事故あり)
    近年は片ブレーキ防止装置が装備されたトラクターが市販化されています。
  • 作業機はできるだけ下げて脱出しましょう
    昇降路を上がる際は前輪が浮くため、できるだけ作業機を下げましょう。
    なお、気温の上がる5月ごろからは、熱中症にも注意しましょう。

参考ページ

日々の事故防止の取り組みのポイント

日々の事故防止の取り組みについて、ポイントをまとめました。
点検などには、適宜チェックリストを活用しましょう。

組織・法人経営においては複数人で行う。個人経営においても内容によっては地域で集まるなどして複数人で行うことが望ましい。
1. 作業環境の点検を行い、できるところから改善する。
作業環境マップを作成することが望ましい(危険箇所を地図上に明示)。○屋外:進入路や路肩の確認、くぼみや危険な坂・雑草による視界不良がないか等
○屋内:整理整頓、人の移動経路に危険はないか、高所から落ちる危険がないか等
2. 当日の作業前ミーティングで作業手順を確認するとともに、各作業について危険予知活動を行う。

危険予知活動

各作業で起こり得る危険を予測し、特に重要な危険についてはその回避策を考え、指差し呼称で確認する。複数人で作業する場合は、各自の考えを出し合う。

併せて作業員の服装、作業員の体調を確認する。

○ヘルメット等適切な保護具を着用しているか、巻き込まれやすい服装でないか等

3. 使用機械の始業前点検、作業後点検を行う。
4. 作業後ミーティングで、作業の問題点やヒヤリ・ハットを報告し合い、作業日誌とともに記録する。

ヒヤリ・ハット

作業の中でヒヤッとまたはハッとしたこと。軽微なものでも、場合によっては重大事故に直結する危険が潜んでいる。

5. 4.の結果を1.~3.の取組に反映する。
6. 1か月に1回程度、これらの事故防止の取組結果と改善状況について総括する。

※労働者を雇用する事業者については労働安全衛生法の適用を受け、労働者への安全衛生教育 、労働者の健康配慮、労働災害報告など様々な義務および配慮義務がある。

参考資料
「農作業安全の手順1.2.3~農作業事故を未然に防ぐ~」(一般社団法人日本農村医学会)
「農作業安全リスクカルテ解説書」(一般社団法人日本農業機械化協会)

農作業安全対策に取り組むためのツール(リンク)

参考資料:「農作業安全の手順1.2.3~農作業事故を未然に防ぐ~」(一般社団法人日本農村医学会)

第4章より、「チェックリスト」

  • チェックリストには環境機械(機具)という3つの分類の「要因」が示されています。チェックの順番としては、まず環境についてチェックを行い、次に機械(機具)の順にチェックしましょう。
    ※リスクアセスメントの考え方です。詳細は上記資料の第2章を参照してください。
  • 「ちがう」に当てはまるものが多いほど、危険が高いことを示します。すべての項目で「ちがう」にチェックが入らないことを目指しましょう
  • 例えば、耕種作業であっても二階の作業がある場合は4.畜産作業のチェックリストを使用するなど、適宜必要なチェックリストを選択しましょう。

※外部リンクのPDFファイルへ直接ジャンプします。

  1. 考え方(PDF : 1,113KB)  …チェックリストの考え方・使い方、トラクター道路走行のチェックリスト
  2. 耕種作業(PDF : 1,423KB)  …トラクター耕起、田植、動散、水管理、収穫、籾搬送・荷受け、乾燥調製、米袋など重量物運搬
  3. 園芸作業(PDF : 1,665KB)  …スピードスプレーヤ作業、脚立作業、トラクター道路走行・コンテナけん引、刈払機作業、ブームスプレーヤ農薬散布、耕耘機作業、掘取機作業
  4. 畜産作業(PDF : 349KB)  …搾乳、牛の移動、傾斜地トラクター走行、畜舎内脚立作業、畜舎内はしご作業、二階での作業
  5. 全般(PDF : 803KB) …作業前点検や服装など、基本的な共通事項について

第5章より、「ヒヤリハット日誌」の例

ヒヤリ・ハットとは、「危うく事故になるところだった」「一歩間違えば怪我をしていた」といったヒヤッとした、ハッとした経験のことです。ヒヤリ・ハットを記録し、ヒヤリ・ハットが生じることの無いように対策を取ることで、重大な事故を防ぐ対策となります。また、自分だけでなく家族や仲間にも記録してもらうことで、経験を収集・共有し、より多くの危険の芽を見つけ出すことができます。作業日誌と合わせて記録しておくのも一例です。

ヒヤリハット日誌(PDF : 286KB)

(こちらにも別の例が掲載されています。)
参考資料:「農作業安全リスクカルテ解説書」(一般社団法人日本農業機械化協会)
農作業安全「リスクカルテ」解説書
〔分割版2〕(PDF:9,948KB)  ※外部リンク先のPDFファイルへ直接ジャンプします。
「3.農作業安全活動の進め方」の3)のカ)「ヒヤリ・ハット体験、事故を調査」(PDFの24ページ目)を参照してください。

啓発資料の作成例
コンバインの事故事例と対策(PDF形式、267KB)
トラクターの事故事例と対策(PDF形式、291KB)
農作業安全「リスクカルテ」(農林水産省) を使用して作成した資料です。

お問い合わせ先

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ファックス:0776-20-0650

メール:seisan@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1

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