台風22号の接近に伴う農作物等の管理対策の徹底をお願いします

福井県HP より

気象庁からの情報によると、台風22号は10月30日(月)に本県に接近する見込みです。

このため、今後の台風の進路など最新の気象情報の把握に努めるとともに、農作物等の被害防止に向け十分な対策が取れるよう、お知らせします。

台風22号の接近に伴う農作物等の管理対策の徹底について

平成29年10月27日

福井県農業総合指導推進会議

○ハウス等の強風対策を徹底する。

○台風21号で被害を受けた施設・ハウスは修繕を急ぐ。修繕が間に合わない場合は、飛散などによる二次災害が起こらないよう対応する。

○カキやキクなど収穫可能なものはできる限り収穫する。

○麦・大豆・ソバ、水田での園芸の排水対策を徹底する。

共通事項

・人命第一の観点から、豪雨・強風の中でのほ場の見回りは、大雨や強風が治まるまで行わない

・大雨がおさまった後でも、増水した水路等の危険な場所には近づかない

・台風21号の影響で畦畔や法面が崩壊しやすくなっているので注意する。

・冠水や浸水しないように、排水溝を掘り直す。特に、前回、冠水や浸水した圃場は、重点的に排水対策を実施する。

・台風通過後、適時適切な病害虫防除に努める。

【園芸施設等】

・前回の台風で破損したハウスは、早急に修繕する。修繕が間に合わない場合は飛散等による二次災害が起こらないように注意する。ビニールを張替える場合は、台風の通過後に行う。収穫できる農作物は早急に収獲する。

フィルムの取付金具やハウスバンドを再度確認する

・パイプの埋め込みが浅くなっていないか確認し、浅い場合は、土を入れて締め固める。

・周囲に防風ネットも飛ばされないように、再度点検、補強を行う。風により飛ばされやすいものは片づけておく。

・風が強くなってきたら天窓、サイドビニール、入口を閉める

・換気扇がある場合は、稼働させてハウス内を負圧にする。

<通過後>

・施設、機器の点検を行い、破損した場合は早急に修繕する。

・冠水した場合は、排水ポンプや溝切り等により、速やかに排水する。

・ハウス内の適切な温湿度管理に努める。

・マルチ栽培をしている畝が冠水した場合は、中が水分過多となりやすいので、マルチを除去したり、畝肩までめくり上げ、土を乾かす。

・土壌表面が固くしまった場合は、軽く中耕し、表土の通気をよくする。

2 麦・大豆・ソバ

・麦では播種作業に向けて、大豆・ソバでは収穫作業に向けて速やかに排水できるように、排水溝や落水口を確認し手直しを行う

<通過後>

・圃場の停滞水を早急に排水する。

・大麦の播種を予定している場合は、圃場が乾いたら早急に播種作業を行う。

・大麦を播種した圃場で10日経っても発芽してこない場合は、散播(8㎏/10a)により播き直しを行う。

・大豆は停滞水を速やかに除去し、子実水分22%を確認し、圃場が乾燥した状態で収穫作業を行う。

・ソバは停滞水を速やかに除去し、黒化率が70~80%になったら収穫する。

3 野菜(露地)

・生育中の秋冬キャベツ、ブロッコリーでは、浸水で根腐れを起こすので、24時間以内に排水できるよう排水溝を手直しする。

ネギでは、株のゆれを軽減するため、土寄せ等を行う

<通過後>

・圃場の停滞水を速やかに除去し、圃場を乾かす。

・根元が露出している場合は、土寄せを行う。

病気にかかっている株は、被害の拡大を防止するため、直ちに抜き取り圃場外に廃棄する

・追肥、液肥の葉面散布等により生育の回復に努める。

・適宜、防除する。

4 果樹

【カキ】

・前回の台風で傷んだ果実は取り除く。折れた枝は固定するか、切り取る。

収穫可能なものはできる限り収穫する。

・枝の揺れによる果実の傷や枝折れを防ぐため、支柱等の点検、補強、設置を行う

<通過後>

・倒木した場合は速やかに立て直し、支柱等にくくりつける。枝が裂けた場合は傷口を合わせ結束する。折れた場合は切り戻す。いずれの場合も癒合剤を塗布する。

・傷果等が発生した場合は選別を徹底する。

5 花き

・10~11月咲きのキクが開花期を迎えているので、収穫間近の場合は、早めに収穫する。

・フラワーネットの支柱はしっかり打ち直し、中間にタルキグイを増やして補強する。

・畝の横風に対しては1、2本おきに隣りの畝の支柱どうしをハウスバンドで連結して固定する。

・ネットは花の先端から3分の1程度下がったところで支持する。

<通過後>

・強風により傾いた花は、茎や花の曲りを防止するため、早急に立て起こす。

・株腐れや根腐れを防止するため、通路の排水を行う。 

6 畜産

・施設の損傷、倒壊等を避けるため、必要に応じて補修を行う

・施設や保管飼料への雨水の侵入を防ぐ

・放牧地においては、牧柵等の破損、土砂崩れ等の発生する危険がある場合は、速やかに牛を牛舎に引き上げる。

<通過後>

・畜舎等が浸水した場合は、すぐに排水し、疾病予防のため洗浄・消毒し、乾燥に努める。

・牧草地で侵食や土砂流入が発生した場合は、早急に現状復帰を図り、生産力回復の必要があれば牧草の播種等を行う。

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