台風21号の接近に伴う農作物等の管理対策の徹底をお願いします

福井県HPより

気象庁からの情報によると、大型で強い台風21号は10月23日(月)に本県に接近する見込みです。

このため、今後の台風の進路など最新の気象情報の把握に努めるとともに、農作物等の被害防止に向け十分な対策が取れるよう、お知らせします。

台風21号の接近に伴う農作物等の管理対策の徹底について

平成29年10月20日

福井県農業総合指導推進会議

○ハウス等の強風対策を徹底する。

○カキは、収穫可能なものはできる限り収穫する。

○前線の影響による大雨に備え、麦・大豆・ソバ、水田での園芸の排水対策を徹底する。

1 共通事項

・人命第一の観点から、豪雨・強風の中でのほ場の見回りは、大雨や強風が治まるまで行わない

・大雨がおさまった後でも、増水した水路等の危険な場所には近づかない

・大雨後の畦畔や法面は崩壊しやすいので注意する。

・大雨により冠水や浸水の恐れがあることから、排水溝を掘り直す。特に、これまで冠水や浸水したことのあるほ場は、重点的に排水対策を実施する。

・台風通過後、適時適切な病害虫防除に努める。

【園芸施設等】

破損している箇所は早急に修繕する

フィルムの取付金具やハウスバンドを確認する

・風が強くなってきたら天窓、サイドビニール、入口を閉める

・パイプの埋め込みが浅くなっている場合は、土を入れて締め固める。特に新設ハウスは埋め込みが弱いので注意する。

・換気扇がある場合は、稼働させてハウス内を負圧にする。

・周囲に防風ネットがある場合は、飛ばされないように点検、補強を行う。風により飛ばされやすいものは片づけておく。

<通過後>

・施設、機器の点検を行い、必要に応じて補修する。

・冠水した場合は、排水ポンプや溝切り等により、速やかに排水する。

・適切な温湿度管理に努める。

・マルチ栽培をしている畝が冠水した場合は、中が水分過多となりやすいので、マルチを除去したり、畝肩までめくり上げ、土を乾かす。

2 麦・大豆・ソバ

・麦では播種作業に向けて、大豆・ソバでは収穫作業に向けて速やかに排水できるように、排水溝や落水口を確認し手直しを行う

<通過後>

・ほ場の停滞水を早急に排水する。

3 野菜(露地)

・生育中の秋冬キャベツ、ブロッコリーでは、浸水で根腐れを起こすので、24時間以内に排水できるよう排水溝を手直しする。

ネギでは、株のゆれを軽減するため、土寄せ等を行う

<通過後>

・根元が露出している場合は土寄せを行う。

・追肥、液肥の葉面散布等により生育の回復に努める。

病気にかかっている株は、被害の拡大を防止するため、直ちに抜き取り圃場外に廃棄する

4 果樹

【カキ】

収穫可能なものはできる限り収穫する。

・枝の揺れによる果実の傷や枝折れを防ぐため、支柱等の点検、補強、設置を行う

【ナシ(棚栽培果樹)】

収穫可能なものはできる限り収穫する。

<通過後>

・倒木した場合は速やかに立て直し、支柱等にくくりつける。枝が裂けた場合は傷口を合わせ結束する。折れた場合は切り戻す。いずれの場合も癒合剤を塗布する。 

5 花き

・10月咲きの花が開花を迎えているので、収穫間近の場合は、早めに収穫する

・フラワーネットの支柱はしっかり打ち直し、中間にタルキグイを増やして補強する。

・畝の横風に対しては1、2本おきに隣りの畝の支柱どうしをハウスバンドで連結して固定する。

・ネットは花の先端から3分の1程度下がったところで支持する。

<通過後>

・強風により傾いた花は、茎や花の曲りを防止するため、早急に立て起こす。

・株腐れや根腐れを防止するため、通路の排水を行う。

6 畜産

・施設の損傷、倒壊等を避けるため、必要に応じて補修を行う

・施設や保管飼料への雨水の侵入を防ぐ

・放牧地においては、牧柵等の破損、土砂崩れ等の発生する危険がある場合は、速やかに牛を牛舎に引き上げる。

<通過後>

・畜舎等が浸水した場合は、すぐに排水し、疾病予防のため洗浄・消毒し、乾燥に努める。

・牧草地で侵食や土砂流入が発生した場合は、早急に現状復帰を図り、生産力回復の必要があれば牧草の播種等を行う。

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