三里浜砂丘地の農業は砂丘地=砂地の特性を活かした野菜栽培が中心です。 主な品目は、ラッキョウ、ダイコン、スイカ、メロン、コカブ、二十日大根、ミディトマト、軟弱野菜(コマツナなど) ラッキョウは通常 1 年で収穫しますが、三里浜砂丘地では収穫まで 3 年をかける独特の栽培を行っています。この「3 年子ラッキョウ」は小粒ながらもシャキシャキとした歯ざわりが特徴の、三里浜の名産品の一つです。

主要野菜の作付状況・販売額の推移

HP作付27春作グラフ② HP作付27秋作グラフ

 三里浜砂丘地では、砂丘地の特性を活かしたHP作付面積野菜栽培が盛んであり、全国第4位の生産量を誇るラッキョウをはじめとし、ダイコン・スイカ・メロンを主な品目として園芸振興を行ってきたが、生産者の高齢化に伴い、作付面積が徐々に減少している。
特に、重量野菜であるダイコン、スイカが著しく減少傾向にあり、代わってコカブなどの軟弱野菜の生産が伸びている。
このため、九頭竜川下流農業水利事業による水源転換に併せ、新規作付品目の選定や耕作放棄地の解消、新規園芸農家の育成など、砂丘地の特性を活かした新たな営農体系を導入することが大きな課題となっている。

HP販売金額三里浜砂丘地全体における園芸作物の販売金額は減少傾向にある。部門別に見みると、系統出荷分が減少し、直売部分(道の駅直売所)が年々伸びているのが現状である。
この原因としては、重量品目であるダイコン、スイカの作付面積の減少、更に消費動向の変化等による価格の低迷が考えられる。そこで、新たな園芸品目の作付拡大と消費者ニーズに応じた販路の確保が課題である。

 九頭竜川下流農業水利事業:北陸農政局HPより

 

農業従事者

農家数の推移については、平成12年には専業農家が48戸あったが、10年後の平成22年には26戸に、第一種兼業農家も81戸あったが34戸に減少している。一方で、第二種兼業農家は多少の増減はあるもののほぼ横ばいである。
年齢別就業人口については、59歳までの働き盛りの就業人口が、平成12年の535人から平成22年には292人に減少している。一方で、65歳以上の高齢者も減少しているが、就業人口に占める割合は高まってきている。
今後、新規就農者の育成や企業的な農業生産法人、集落園芸組織の育成が課題である。

HP数の推移表 HP数の推移

HP人口の推移表 HP人口の推移