三里浜砂丘地は、福井県の北西部に位置し、海岸線沿いの長さ12 キロ幅 1~3 キロにわたる起伏のなだらかな砂丘地です。 日本海に面していますが、対馬暖流のおかげで北陸の中では比較的温暖な環境といえます。冬は季節風が強いですが、雪は少なめの地域です。

砂丘地は水田には適さず,畑地としても干害と地力不足のため生産が不安定である上に,砂の害が強いため開発が遅れていました。

我が国の砂丘地農業利用の歴史は比較的新しい、水田稲作を中心とした、我が国の農業では至極当然でありました。砂丘地は水田への利用が非常に困難で、砂丘地はごく最近まで不毛地の代表とされていました。三里浜の砂丘地

砂丘は沖積層を基盤として九頭竜川の砂州とし発達し、現在でも北部は三列の砂丘が確認できます。海岸側から外列砂丘・中列砂丘・内列砂丘と呼びます。外列砂丘は約7kmでしたが、その大部分は福井臨海工業地帯の造成で改変されました。中列砂丘は標高3~40mで最も規模が大きいです。内列砂丘は約3kmで黒目付近で2列に分かれ、米納津の南方で消滅します。

らっきょう畑 平成26年10月18日撮影

工業地地帯の居住地には緩衝地三里浜グリーンベルトが公園として整備されています。内部の砂丘の砂地には全国一の生産量を誇る三年子ラッキョウ畑が広がります。

ラッキョウ畑2

引用:福井県自然保護課 出典「福井県すぐれた自然・地形地質編」1999年 より